時代とともにランドセルを造るのにも次第に機械化されてきています。
つまり一人の職人さんが一個のランドセルを造るのではなく、機械による流れ作業の時代となってきました。そんな時代に手造りといわれる品は一人が最初から最後まで手をかけ造る、これが手造り品です。
ことに手縫いという主要の部分を手で縫い上げる作業は機械とは一味も二味も違った重厚な味の品ができあがります。丈夫さはもちろん風格の品はまさにランドセルの逸品といわせていただきます。
近年、新しいものを取り替えたという話を聞きますが、子供は5年間も自分のものとしてきたランドセルを新しいものと変えるということはしません。
大人が先のことを考え購入したいものです。
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